新年度から始まった住宅性能表示義務化とは?〜日本の住宅性能の未来〜

皆さんこんにちは!今回は 2025年4月から全国的に義務化される住宅の省エネ性能表示 について解説します。
「新築住宅の省エネ性能が義務化されるって聞いたけど、具体的にどういうこと?」
「性能が上がるのはいいけど、家の価格も上がるのでは?」
そんな疑問をお持ちの方に向けて、 新制度の概要やメリット・デメリット を詳しくお伝えします!


目次

  1. なぜ省エネ性能の義務化が必要なのか?
  2. 新年度から義務化された内容とは?
  3. 対象は新築住宅のみ?リフォームには関係ある?
  4. 具体的に求められる省エネ基準とは?
  5. 住宅価格への影響は?コストはどれくらい増える?
  6. 補助金制度はあるのか?
  7. 日本の住宅の断熱性能は世界と比べてどうなのか?
  8. 省エネ住宅のメリットと暮らしの変化
  9. 信頼できる住宅会社の選び方
  10. まとめ:省エネ住宅は未来への投資!

 

1. なぜ省エネ性能の義務化が必要なのか?

日本がこの義務化を進める背景には、 地球温暖化対策 があります。
2020年に当時の菅首相が 「2050年までにカーボンニュートラルを実現する」 と宣言したことを受け、住宅分野でも省エネ化が急務となりました。

住宅の省エネ化は エネルギー消費の削減だけでなく、快適な住環境の実現にもつながる ため、今後のスタンダードになっていくでしょう。


2. 新年度から義務化された内容とは?

 

新築住宅において、 省エネ性能の基準を満たすことが必須 となります。
具体的には、 建築確認の際に省エネ性能を証明する書類の提出が義務化 されます。
これまで 「断熱性能は個人の選択」 だった部分が、 一定の基準以上が必須 になったということですね。


3. 対象は新築住宅のみ?リフォームには関係ある?

 

今回の義務化の対象は 「新築住宅」 です。

既存住宅に対して「絶対に断熱改修をしなければならない」といった強制措置はありません。
しかし、 将来的にはリフォーム時の省エネ基準強化も進む可能性がある ので、今のうちに知識をつけておくことが重要です。


4. 具体的に求められる省エネ基準とは?

 

省エネ性能を測る指標として 「UA値(外皮平均熱貫流率)」 などが用いられます。
たとえば、 UA値が0.87以下(地域によって異なる) であることが最低ラインとなります。
これにより、 最低限の断熱性能を持つ住宅しか建てられなくなる ということです。


5. 住宅価格への影響は?コストはどれくらい増える?

 

やはり気になるのは 「家の価格が上がるのでは?」 という点ですね。
実際、 断熱材の厚みを増したり、高性能な窓を採用することで建築コストは上昇 します。
具体的には、 1坪あたり5万〜8万円のコスト増 になると言われています。


 

 

6. 補助金制度はあるのか?

 

省エネ住宅の普及を促進するため、 補助金制度 も用意されています。
例えば、 100万円以上の補助が受けられる制度 もありますが、建築コストの上昇分を完全にカバーするものではありません。
「補助金を活用しつつも、長期的なランニングコストで考えること」が大切です。


7. 日本の住宅の断熱性能は世界と比べてどうなのか?

 

実は、 日本の住宅の断熱性能は世界的に見て低い のが現状です。
例えば、

 🔷ドイツの住宅は日本の2倍の断熱性能がある

 🔷中国や韓国の住宅の断熱性能も日本より優れている

省エネ住宅の義務化は、日本の住宅の資産価値を高めるためにも必要な施策といえます。


8. 省エネ住宅のメリットと暮らしの変化

 

高断熱・高気密住宅のメリットは、 冷暖房コストの削減だけではありません!

 🔷夏は涼しく、冬は暖かい

 🔷結露が少なく、カビやダニの発生を防ぐ

 🔷健康的な室内環境を実現

「初期費用はかかるけど、光熱費が抑えられるからトータルで考えるとお得!」ということも十分あり得ます。


9. 信頼できる住宅会社の選び方

 

省エネ基準を満たしているからといって すべての住宅が同じレベルの快適さになるわけではありません。
本当に信頼できる住宅会社を選ぶためには、

🔷省エネ基準の詳細をきちんと説明してくれる

🔷高断熱・高気密住宅の建築実績がある

🔷建築後のランニングコストについて具体的に提案できる

こういったポイントを確認することが大切です。


10. まとめ:省エネ住宅は未来への投資!

 

2025年4月からの省エネ性能の義務化は、 日本の住宅をより高品質なものにするための一歩 です。
初期費用が上がるという側面もありますが、

🔷快適な住環境

🔷光熱費の削減

🔷住宅の資産価値の向上
といったメリットを考えれば、 長期的にはプラス になる可能性が高いです。

これから家を建てる方は、 この新基準をしっかり理解し、信頼できる住宅会社に相談する ことが大切です!

 


 

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ネットゼロエネルギー住宅とは、建物の断熱化+機器の高効率化により、使用エネルギーを削減し、さらに、太陽光発電などの創エネルギーを用いることで、エネルギー収支がゼロになる住宅のこと。

齊藤建設の ZEH普及実績と今後の目標

2025年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は50%
2023年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は51%
2022年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は50%
2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は34%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は25%

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