🌱 建設業に忍び寄る「2025年問題」と向き合う
かつて「団塊の世代が75歳」という福祉視点の“2025年問題”が注目されましたが、建築現場でも同じ年に大きな転機が訪れます。
鶴ヶ島市・川越市・坂戸市といった地域でも、職人の高齢化は深刻で、未来の住宅供給は今こそ立ち止まって考え直す時です。
1. 建設業界に忍び寄る「人材消滅」の危機
現在、大工の6割以上が60代。若者がいない現場が今や当たり前になっています。
これから数年で第一線を退く職人が続出する中、「人がいないから家が建たない」時代が現実になりつつあります。
2. 65歳超の職人が支える現場の現実
60代職人の技は貴重ですが、体力・視力の衰えが避けられず、鶴ヶ島市や坂戸市のような狭小地での施工では、その影響が顕著です。手仕事の丁寧さを守ることは、想像以上に大切です。
3. 若者が入ってこない本当の理由
「きつい・汚い・危険」だけではなく、社会保険未加入や長時間労働といった構造的な課題も大きな壁です。
魅力ある仕事なのに、仕組みがそれを覆い隠してしまっている現状があります。
4. 「教えてくれない」業界の壁
見て覚えろ、雑用から始めろ…。そんな旧時代の指導方法では、技術継承は難しい時代です。今こそ、教育体制の刷新と若手を“人として育てる”仕組みが必要です。
5. 職人育成は“ガチャ”でいいのか?
良い親方に当たるかどうかの“運任せ”ではなく、組織として若者を育てる土壌があるかが問われています。職人が社会的信用を持てる仕組みこそ、今の建設業界に必要です。
6. 1人で2棟時代へ…未来の住宅供給に限界
2030年には、大工1人あたりの施工棟数が2棟を超えると予想されており、職人1人への負担が爆増。
人手不足により、新築もリフォームも数年待ちが当たり前になる時代が来ようとしています。
7. 廃業が相次ぐ理由と、見えない倒産リスク
建設業の倒産理由は“赤字”よりも“後継者不在”。黒字でも廃業する工務店が増えているのが現実です。
「頼れる工務店が消える」という恐怖と共に、地域の暮らしが脅かされています。
8. 技術を継承し、誇りを持てる仕事へ
建築は文化を紡ぐ仕事であると同時に、地域の暮らしを支える仕事。
地域密着の工務店=川越市・坂戸市・鶴ヶ島市の地元に根差す存在だからこそ、次世代につなげる努力が欠かせません。
9. 若手にとっての“チャンス”の時代
逆に言えば、今から職人を目指せばチャンスしかない時代です。
しっかりした教育環境・保証・キャリア支援が整っている会社なら、日本一の大工を目指すことだって夢じゃありません。
10. 地域を守るために、今、私たちにできること
住宅地を守る工務店が地域の暮らしを支えます。そのためには
✅ 若者が働きやすい仕組み
✅ 教える文化を持つ職人
✅ 地元に根差した工務店
の3つが不可欠です。建設業は、暮らしを支えるインフラの職人業。
“2025年問題”を「業界再生のきっかけ」とし、地域とともに誇りある未来を築きましょう!
【お知らせ】
このような住宅の最新情報や、省エネ住宅の実例などを発信しています。
ぜひYouTubeチャンネル登録をして、快適な住まいづくりにお役立てください。
また、齊藤建設は、高性能で省エネな家づくりをしています。
埼玉県鶴ヶ島市を中心に、南は朝霞市、北は深谷市まで広く活動していますので、
省エネ住宅に関するご相談がございましたらお気軽に株式会社齊藤建設までお問い合わせください!
9/7(日)社長の見学会を開催
「こんな風に建物って生まれ変わるんだ!」
「リノベって実際どう進むの?」 そんな方にぴったりの見学会を開催します!
リノベーションをご検討中の方や、将来に向けて情報収集中の方も、お気軽にご参加ください。
ご質問にもその場でお答えします!
リノベって、ただキレイにするだけじゃないんです。暮らし方が変わったり、新たな価値が生まれたり。
ぜひ、齊藤建設の本気のリノベ、体感にいらしてくださいね。
それでは、また次回のコラムでお会いしましょう!