目次
1. リノベーションとは?リフォームとの違い
リノベーションとリフォーム、混同されがちですが実は中身が全く異なります。
リフォームは「壊れた部分を直す」や「古くなったキッチンを交換する」といった表面的な改修。
一方、リノベーションは「暮らしを根本から見直し、住まいを再構築する」ものです。断熱や耐震、配線、配管、間取りまで手を入れる大規模な工事が伴います。
2. どこまで性能アップできるのか?
結論から言うと、関東地方の気候条件であれば、新築とほぼ遜色ない性能まで上げることが可能です。
具体的には次のような性能向上が実現できます:
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隙間風の解消(気密性アップ)
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ヒートショック対策(浴室断熱・暖房)
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一体空間でも6畳用エアコン1台で快適
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火事動線の改善による家事負担の軽減
ただし、建物の配置(=建築当初の立地条件)は変えられない、という点だけは頭に入れておきましょう。
3. 中古物件の選び方がすべてを決める
中古物件を買う前に、必ず建物診断(インスペクション)を実施しましょう。
川越市の歴史ある街並みの中古住宅でも、白蟻被害や断熱不足など、見た目ではわからない問題が潜んでいます。
見た目が良くても、床下に白蟻被害があったり、断熱材が入っていないこともあります。
また、耐震基準が旧基準だったり、構造に問題があると、大規模な補強が必要になり、予算を大幅に超えることも。
4. 見えない部分に潜む落とし穴
リノベーションでは壁を剥がしてみて初めて「腐食」や「施工ミス」に気づくことも少なくありません。
この“見えないリスク”にどう備えるかが大事。
優良な業者は見積り段階で「追加費用の可能性」まで説明してくれます。後から驚かないための誠実なパートナー選びがカギです。
5. 業者選びで9割決まる
正直なところ、“どこに頼むか”でリノベの成否は9割決まります。
おすすめは、新築も手がけていて、構造・断熱・現場管理・設計までワンストップで対応してくれる地元の工務店。
建築士と現場監督がしっかり連携している会社なら間違いありません。
6. リノベ費用と住宅ローンの壁
残念ながら、中古購入後のリノベ費用を一括で住宅ローンに組み込むのは現状難しいです。
ほとんどの人が、
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物件購入:住宅ローン(低金利)
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リノベ費用:リフォームローン or 現金(高金利)
という分離型になります。リノベ費用まで含めた「ワンストップローン」は今後の制度改革に期待です。
7. 工事中は仮住まい?現実的な選択とは
斎藤建設が手がける鶴ヶ島市や坂戸市のリノベでは、ほとんどのクライアントが仮住まいを選択。
住みながら工事するよりスムーズで完成まで早く、結果的にお得になるケースが多いです。
借家費用はかかりますが、トータルコストを下げる有効な手段です。
8. 家族と家に込める“想い”の力
柱に刻まれた子どもの身長、天井の梁に刻まれた家族の記憶──
それを“残しながら住み継ぐ”ことができるのがリノベーションの魅力。
「形だけじゃない、想いも受け継ぐ」
そんな優しいリノベーションを、一緒に実現してくれるパートナーを選びましょう。
9. 実例紹介:築130年の古民家フルリノベ
齊藤建設では川越市近郊で築130年の古民家を再生。
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ベタ基礎・耐震制振補強
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高性能断熱材導入
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間取り変更+照明設計
仕上がりは「まるで旅館のよう」と大好評。歴史を守りつつ暮らしをアップデートしています。
10.まとめ:これからの家作りを考える
リノベーションは、もう一つの“新築”だ
新築が手の届かない価格になった今、
“中古を買ってリノベーション”は賢い選択肢です。
ただし、成功のポイントは…
✅ 物件探しから工務店に相談
✅ 見えない性能部分にしっかり予算を割く
✅ 業者選びに妥協しない
✅ 想いを大切にしてくれる人と組む
これからの家づくりは「安く、早く」だけでなく、
「大切に、しっかりと」が求められる時代。
リノベーションという選択肢が、あなたの“理想の住まい”への近道になるかもしれません。
📌斎藤建設では物件選びの段階からご相談可能です!
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また、齊藤建設は、高性能で省エネな家づくりをしています。
埼玉県鶴ヶ島市を中心に、南は朝霞市、北は深谷市まで広く活動していますので、
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それでは、また次回のコラムでお会いしましょう!