目次
1. 犬も“家族の一員”という考え方
昔のように「犬は外飼い」が当たり前ではない今、
犬との暮らしは室内でいかに快適に共存するかがテーマです。
私たちが考えるべきは、「犬を迎え入れる家」ではなく「犬と一緒に暮らす家」。
プランニングの段階から、愛犬も一人の“家族”として捉えた設計が求められています。
埼玉県西部の鶴ヶ島市・川越市・坂戸市は、自然に囲まれた静かな住宅地が多い一方で、都心へのアクセスも良好なエリアです。
そんな環境の中、「ペット」ではなく「家族」として犬を受け入れる家づくりには、さらに丁寧な視点が必要です。

2. 留守番中も安心な断熱・空調計画
ワンちゃんの健康を守るためにも、断熱と空調計画は必須です。
特に夏場は、高気密・高断熱の家+エアコンの連続運転が安心です。
犬は汗をかかないため、体温調節は呼吸と被毛頼り。
そのため熱中症リスクが高く、家全体を快適に保つ断熱性能は命に関わる重要ポイントです。
3. 散歩から帰宅までの動線を見直そう
坂戸市や鶴ヶ島市は緑と公園が身近にあるため、散歩頻度が高くなりがち。
そのため、🏡玄関→足洗い場→シューズクローク→リビングへの動線を整えることで、泥や抜け毛をすっきり家に持ち込まない設計が求められます。
4. 足洗い場・シュークロークの設計ポイント
雨の日の散歩後には、「人+犬」のレインコートや濡れたタオル、泥跳ね」などを扱う空間が必須。
玄関脇のシュークロークに人用と犬用のレインギアを一緒に収納できると便利です。
また、屋外に温水の出る足洗い場を設けると、夏冬問わず快適に洗えます。
5. 匂いの対策と換気計画
犬と暮らす上で避けて通れないのがトイレ・排泄のにおい問題。
トイレスペースを独立した換気の流れに乗せて、生活空間に匂いを流さない設計が肝です。
また、ウレション(喜びのあまりおしっこ)などの“想定外のアクシデント”にも備え、
メインフロアは掃除しやすく、耐水性のある床材を選びましょう。
6. フローリングは“踏ん張れる素材”を
犬は滑る床で踏ん張れないと、股関節を痛める原因になります。
無垢材などの自然素材は足腰に優しい一方で、耐水性や傷への配慮も必要。
おすすめは以下のような素材です:
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滑りにくい塩ビタイル
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クッションフロア(ペット対応)
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無垢材+オイルフィニッシュ仕上げ
7. お風呂と洗面室の広さは愛犬目線で
お風呂で一緒に洗うなら、洗い場が広い1.25坪タイプのユニットバスがおすすめ。
また、ドライヤー・タオル・トリミング道具などを扱うため、
洗面脱衣室も通常より広め(2.5畳以上)にしておくと便利です。
8. ペット用品の収納と廊下・階段の設計配慮
犬と暮らす家は、まるで赤ちゃんがもう一人いるような生活。
ドッグフード・ケージ・おもちゃ・タオル類など、日用品の収納スペースが大切です。
さらに、廊下や階段の幅も見直しを。
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廊下:90cm以上
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階段:段差が低く、滑りにくい素材
など、人にも犬にも優しい設計が求められます。
9. 自宅トリミング派におすすめの設計とは?
トリミングサロンに行かず、自宅でカット・シャンプー・爪切りまで行うご家庭も増えています。
その場合、洗面室や勝手口にトリミングスペースを設ける間取りも検討しましょう。
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シンクを深めにする
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コンセント位置をドライヤー用に調整
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抜け毛の掃除がしやすい材質を採用 など
10. 「共に生きる」を叶える住まい
犬はただのペットではなく、大切な家族の一員です。
家づくりにおいても、その存在を最初から「いるもの」としてプランすることが、
お互いに幸せな暮らしを続ける鍵になります。
「共に暮らす」ではなく「共に生きる」家づくりへ。
ワンちゃんとの暮らしを全力で支える住まい、私たち斎藤建設が応援します。
📌 犬との暮らしを考えた注文住宅をご検討中の方へ
プランニング段階から愛犬を含めた間取り設計が可能です。
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また、齊藤建設は、高性能で省エネな家づくりをしています。
埼玉県鶴ヶ島市を中心に、南は朝霞市、北は深谷市まで広く活動していますので、
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それでは、また次回のコラムでお会いしましょう!


