【犬と暮らす家づくりの極意】“家族の一員”としての空間設計とは?

目次

  1. 犬も“家族の一員”という考え方

  2. 留守番中も安心な断熱・空調計画

  3. 散歩から帰宅までの動線を見直そう

  4. 足洗い場・シュークロークの設計ポイント

  5. 匂いの対策と換気計画

  6. フローリングは“踏ん張れる素材”を

  7. お風呂と洗面室の広さは愛犬目線で

  8. ペット用品の収納と廊下・階段の設計配慮

  9. 自宅トリミング派におすすめの設計とは?

  10. 「共に生きる」を叶える住まい

1. 犬も“家族の一員”という考え方

昔のように「犬は外飼い」が当たり前ではない今、
犬との暮らしは室内でいかに快適に共存するかがテーマです。

私たちが考えるべきは、「犬を迎え入れる家」ではなく「犬と一緒に暮らす家」
プランニングの段階から、愛犬も一人の“家族”として捉えた設計が求められています。

埼玉県西部の鶴ヶ島市・川越市・坂戸市は、自然に囲まれた静かな住宅地が多い一方で、都心へのアクセスも良好なエリアです。

そんな環境の中、「ペット」ではなく「家族」として犬を受け入れる家づくりには、さらに丁寧な視点が必要です。

2. 留守番中も安心な断熱・空調計画

ワンちゃんの健康を守るためにも、断熱と空調計画は必須です。
特に夏場は、高気密・高断熱の家+エアコンの連続運転が安心です。

犬は汗をかかないため、体温調節は呼吸と被毛頼り
そのため熱中症リスクが高く、家全体を快適に保つ断熱性能は命に関わる重要ポイントです。

3. 散歩から帰宅までの動線を見直そう

坂戸市や鶴ヶ島市は緑と公園が身近にあるため、散歩頻度が高くなりがち。
そのため、🏡玄関→足洗い場→シューズクローク→リビングへの動線を整えることで、泥や抜け毛をすっきり家に持ち込まない設計が求められます。

4. 足洗い場・シュークロークの設計ポイント

雨の日の散歩後には、「人+犬」のレインコートや濡れたタオル、泥跳ね」などを扱う空間が必須。
玄関脇のシュークロークに人用と犬用のレインギアを一緒に収納
できると便利です。

また、屋外に温水の出る足洗い場を設けると、夏冬問わず快適に洗えます。

5. 匂いの対策と換気計画

犬と暮らす上で避けて通れないのがトイレ・排泄のにおい問題
トイレスペースを独立した換気の流れに乗せて、生活空間に匂いを流さない設計が肝です。

また、ウレション(喜びのあまりおしっこ)などの“想定外のアクシデント”にも備え、
メインフロアは掃除しやすく、耐水性のある床材を選びましょう。

6. フローリングは“踏ん張れる素材”を

犬は滑る床で踏ん張れないと、股関節を痛める原因になります。
無垢材などの自然素材は足腰に優しい一方で、耐水性や傷への配慮も必要。

おすすめは以下のような素材です:

  • 滑りにくい塩ビタイル

  • クッションフロア(ペット対応)

  • 無垢材+オイルフィニッシュ仕上げ

 

7. お風呂と洗面室の広さは愛犬目線で

お風呂で一緒に洗うなら、洗い場が広い1.25坪タイプのユニットバスがおすすめ。
また、ドライヤー・タオル・トリミング道具などを扱うため、
洗面脱衣室も通常より広め(2.5畳以上)にしておくと便利です。

8. ペット用品の収納と廊下・階段の設計配慮

犬と暮らす家は、まるで赤ちゃんがもう一人いるような生活
ドッグフード・ケージ・おもちゃ・タオル類など、日用品の収納スペースが大切です。

さらに、廊下や階段の幅も見直しを。

  • 廊下:90cm以上

  • 階段:段差が低く、滑りにくい素材
    など、人にも犬にも優しい設計が求められます。

9. 自宅トリミング派におすすめの設計とは?

トリミングサロンに行かず、自宅でカット・シャンプー・爪切りまで行うご家庭も増えています。
その場合、洗面室や勝手口にトリミングスペースを設ける間取りも検討しましょう。

  • シンクを深めにする

  • コンセント位置をドライヤー用に調整

  • 抜け毛の掃除がしやすい材質を採用 など

10. 「共に生きる」を叶える住まい

犬はただのペットではなく、大切な家族の一員です。
家づくりにおいても、その存在を最初から「いるもの」としてプランすることが、
お互いに幸せな暮らしを続ける鍵になります。

「共に暮らす」ではなく「共に生きる」家づくりへ。
ワンちゃんとの暮らしを全力で支える住まい、私たち斎藤建設が応援します。

📌 犬との暮らしを考えた注文住宅をご検討中の方へ
プランニング段階から愛犬を含めた間取り設計が可能です。
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齊藤建設の ZEH普及実績と今後の目標

【新築】
2025年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は50%
2024年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は75%
2023年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は51%
2022年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は50%
2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は34%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は25%


【既存改修】
2025年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は50%
2024年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%
2023年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%
2022年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%
2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%

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