【異常気象に備える】庭の木が倒れる前にできること~暮らしを守る住まいの備え~

目次

  1. 異常気象が暮らしに与える影響

  2. 川越・坂戸・鶴ヶ島で増える“突風被害”の実態

  3. 庭木が倒れる本当の理由

  4. 放置された木の危険性

  5. 風と木の劣化が合わさると何が起きるか

  6. 倒木による被害とそのコスト

  7. 早めの点検・剪定の重要性

  8. 火災保険の見直しも忘れずに

  9. 相談先に迷ったら?地域密着型公務店の役割

  10. 地域とのつながりが生む安心

 

 

1. 異常気象が暮らしに与える影響

近年、全国的に増えている異常気象。
私たちの暮らす埼玉県西部エリアでも、夏になると突風やゲリラ豪雨に見舞われる機会が格段に増えています。

こうした激しい気象現象は、屋根や窓だけでなく、庭木や物置など外構まわりにも被害を与えることがあります。特に近年では、「庭の木が倒れて建物を壊した」「お隣に倒れてしまった」という相談が後を絶ちません。

このコラムでは、庭木の倒木リスクとその対策方法を中心に、これから迎える夏に向けて今できる備えをご紹介します。

2. 川越・坂戸・鶴ヶ島で増える“突風被害”の実態

昨年も、川越市の郊外住宅地や坂戸市の団地エリア、鶴ヶ島市のニュータウンなど、各地で突風による被害が報告されました。

住宅地で一斉に庭木が倒れ、電線が切れたり、道路が塞がれる事態も。

特にこれらの地域には、昭和後期〜平成初期に開発された住宅街が多く残っており、築40年以上の住宅や老木が多いエリアも少なくありません。

そうした木々が、劣化や根腐れによって風に弱くなり、突然の強風に耐えられなくなっているのです。

3. 庭木が倒れる本当の理由

庭木の倒木は、単なる「風が強かった」だけでは説明できません。
多くの場合、長年手入れされていなかったことが原因で、根が浅くなっていたり、幹が内部から腐っていたりするケースが見受けられます。

また、川越市の旧市街や坂戸市の古い区画、鶴ヶ島市の閑静な住宅街などでは、庭木が近隣住宅のすぐ近くにあるため、倒れた際のリスクがより高まります。

4. 放置された木の危険性

個人宅の庭に植えられた木は、つい忘れがちですが“構造物”と同じ。
公共施設や街路樹と違って、管理の責任は所有者にあります

特に坂戸市や鶴ヶ島市では、「昔は記念樹だったけれど、今は伸びすぎて手に負えない」という声も多く聞きます。

放っておけば、風が吹くたびに揺れ、根元から倒れる危険性も。近隣とのトラブルにもつながりかねません。

5. 風と木の劣化が合わさると何が起きるか

異常気象の中でも、台風より厄介なのが予測できない突風・竜巻型の風
川越市郊外では、突然の黒い雲とともに強風が襲来し、数分で倒木や物損被害が出たという報告もあります。

このような突発的な暴風は、弱った木を狙い撃ちにするように倒していくため、放置された木の危険性が一層高まります。

6. 倒木による被害とそのコスト

万が一、倒木で自宅や隣家が壊れてしまった場合、その損害は非常に大きなものになります。
実際、川越市や坂戸市での過去の台風被害では、1本の倒木が車3台を巻き込んだ事例も

また、事前に伐採を依頼しても、1本30万円以上かかることもあり、費用面でも大きな負担です。だからこそ、剪定や軽剪のうちに手を打つことが、結果的に“節約”につながります。

7. 早めの点検・剪定の重要性

今のうちに剪定や点検を行っておくことが、最も効果的な対策です。
特に、複数の木が同時に倒れたことで、通行に支障が出たケースもありました。

剪定は見た目を整えるだけでなく、風の抵抗を減らし、木のバランスを保つという大切な役割があります。必要なら伐採も検討しましょう。

大切なのは、早めにプロの目で状態を確認することです。

8. 火災保険の見直しも忘れずに

意外と忘れがちですが、火災保険に含まれる「風災補償」は、倒木による損害にも適用されることがあります。
ただし、補償内容や対象範囲は契約内容によって異なります

特に、川越・坂戸・鶴ヶ島エリアで築20年以上の住宅にお住まいの方は、保険内容を見直すタイミングかもしれません。

古い契約では、風災補償が十分でない可能性もあります。

9. 相談先に迷ったら?地域密着型公務店の役割

「どこに頼めばいいかわからない」という声をよく聞きます。
実はこうしたときこそ、地元の工務店に相談するのが一番スムーズです。

私たちのような地域密着型の工務店は、住宅事情を熟知しており、信頼できる職人とのネットワークも持っています。

小さなことでも、お気軽にご相談ください。

10. 地域とのつながりが生む安心

これからの時代、「かかりつけの公務店」があるというのは、安心そのものです。
川越の歴史ある街並み、坂戸の住宅団地、鶴ヶ島の新旧混在する街区……それぞれのまちの特性を理解しているからこそ、的確なアドバイスや迅速な対応が可能になります。

地域とつながりを持っておくことで、“いざというときの駆け込み寺”がひとつ増えるのです。

まとめ

近年の異常気象の増加は、ここ埼玉でも他人事ではありません。
ゲリラ豪雨や強風、猛暑日が当たり前になった今、私たちの住まいも「防災」という視点で見直すことが求められています。

特に見落とされがちなのが、庭木や外構まわりのリスク
川越や坂戸、鶴ヶ島のような緑豊かな住宅街では、風で倒れた木が隣家や道路に被害を及ぼすケースも珍しくありません。
「まだ大丈夫」と思っているうちに手遅れになることも…。

だからこそ、剪定や撤去、火災保険の補償内容の確認といった備えを、“何もない今”のうちに進めておくことが大切です。

そして、何よりも心強いのは、地元に根ざした信頼できる工務店とのつながり
「このくらいのこと、相談してもいいかな?」と思うような些細な不安も、相談先が明確なら、対応のスピードも質も変わります。

本格的な夏を迎える前に、ぜひ一度、ご自宅の外回りや火災保険の見直しをしてみてください。
地域の暮らしを守る第一歩として、きっと将来に役立つはずです。

 

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それでは、また次回のコラムでお会いしましょう!

 

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2025年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は50%
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2022年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%
2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%

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