油断大敵!夏の終わりに気をつけたい“ヒートショック”とは?
こんにちは。まだまだ蒸し暑い日が続く残暑のこの時期、皆さま体調はいかがでしょうか?
朝晩には秋の気配も感じられるようになりましたが、じつはこの時期にこそ 「夏のヒートショック」 への注意が必要です。
冬の寒さによるヒートショックは広く知られていますが、実は 夏場や初秋の室内温度差 でも同様のリスクがあるのをご存じでしょうか?
特に在宅時間の長い現代では、住宅の温熱環境が私たちの健康に深く関わってきます。
ここ 鶴ヶ島市や東上線沿線の地域でも、高齢のご家族と同居されている方から「家の中での温度差が気になる」といったお声を多く耳にします。
本日は、そんな地域に暮らす私たちにとって他人事ではない「夏のヒートショック」について、そして 齊藤建設が取り組む断熱への工夫 についても、少しご紹介したいと思います。
■ 目次
- ヒートショックとは何か?
- 夏にも起こる!?ヒートショックの実態
- 残暑の時期に特に注意すべき理由
- 高齢者と子どもに潜むリスク
- 室内温度差が健康に与える影響
- エアコンの使い方、間違っていませんか?
- 木造住宅にできる“やさしい温熱環境”とは
- 通風設計と断熱材の大切さ
- リフォームでできるヒートショック対策
- 補助金制度の簡単な紹介(図解付き)
- 日常生活でできるちょっとした工夫
1. ヒートショックとは何か?
ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が上下し、身体に大きな負担がかかる現象のことです。特に心臓や血管に疾患がある方にとっては命に関わることもあります。冬場のお風呂や脱衣所での事故が多く報告されていますが、実は夏場にも似たリスクが潜んでいます。
2. 夏にも起こる!?ヒートショックの実態
エアコンの効いた涼しい部屋から、蒸し暑い屋外やトイレ・脱衣所へ移動する際、急激な温度差によって身体が驚き、めまいやふらつきを起こすことがあります。これも立派なヒートショックの一種です。残暑の厳しい9月初旬は特に要注意です。
3. 残暑の時期に特に注意すべき理由
9月になると気温の変動が激しくなり、朝晩は涼しく日中は30度超え、という日も珍しくありません。こうした日内変動が、無意識のうちに“体の冷やしすぎ”や“急激な温度差”を生み、ヒートショックを誘発する要因となります。
4. 高齢者と子どもに潜むリスク
高齢者は体温調整機能が低下しているため、急激な温度差に弱くなっています。また、子どもは体表面積が大きく体温変化が激しいため、環境変化の影響を受けやすいです。いずれも夏のヒートショックに要注意な層です。
5. 室内温度差が健康に与える影響
たとえばリビングは25度、廊下やトイレは35度、というような温度差があると、血圧や心拍数が急激に変化しやすくなります。これは脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高めることにもつながるため、家の中の温度差を小さく保つことが重要です。
6. エアコンの使い方、間違っていませんか?
強めの冷房設定にしてしまいがちですが、外気との温度差は5~7度程度が理想です。また、直接風が当たらないようにしたり、タイマー機能を活用することで、身体への負担を軽減することができます。
7. 木造住宅にできる“やさしい温熱環境”とは
木造住宅は、本来、調湿性や断熱性といった自然の力を活かす構造を持っています。たとえば、無垢材の床や珪藻土の壁は、夏でも空間をほどよく整えてくれる存在です。
齊藤建設では、こうした木の力に加え、現代的な高断熱技術を積極的に取り入れることで、「一年を通して快適な住まいづくり」を追求しています。特にヒートショック対策では、「家全体の温度を一定に保つこと」が鍵。
残暑の厳しい東上線沿線エリアでも、快適さと安全を両立する家づくりが実現できます。
8. 通風設計と断熱材の大切さ
たとえば、鶴ヶ島のような住宅密集地では、風通しを確保しながら外気の影響を受けすぎない設計が求められます。
齊藤建設では、高性能断熱材と地域の風向きを考慮した通風計画を組み合わせ、夏も冬も身体にやさしい住環境を提案しています。
9. リフォームでできるヒートショック対策
既存住宅でもリフォームによって温熱環境を改善することは可能です。とくに効果が高いのが、内窓(二重サッシ)の設置です。
内窓は、既存の窓の内側にもう一枚窓を取り付けることで、外気の熱や冷気の影響を大幅にカットし、室内の温度差を小さく保つ効果があります。また、結露の抑制や防音性の向上といった副次的なメリットもあり、ヒートショック対策として非常に有効です。
齊藤建設では、この内窓設置について補助金制度(先進的窓リノベ事業など)にも対応しております。制度を活用することで、費用負担を抑えながら、断熱性能を大きく高めることが可能です。
10. 補助金制度の簡単な紹介(図解付き)
補助金を使ってお得に断熱リフォームをするチャンスが広がっています。以下は、代表的な制度と対象となる工事の一例です。
- 対象工事: 内窓設置、断熱材強化、玄関ドアの断熱化など
- 補助金額: 内容により数万円〜最大200万円程度(※工事規模により異なる)
- 申請代行: 齊藤建設が対応可能
11. 日常生活でできるちょっとした工夫
冷房中でもドアを少し開けて風通しを確保したり、こまめに水分補給を行うことが大切です。また、入浴前後に冷房を弱めたり、体温を一気に冷やさないようにすることも、夏のヒートショック対策の一つです。
■ まとめ
「ヒートショック」というと、どうしても冬の脱衣所や浴室を思い浮かべがちですが、実は夏の終わりにも同じくらいの危険が潜んでいます。
とくにエアコンで冷えた室内から蒸し暑いトイレや廊下へ移動する瞬間に、体が大きな温度変化にさらされ、ふらつきや失神といったヒートショック症状を引き起こすことがあります。
私たちが暮らす鶴ヶ島市や東上線沿線の住宅街でも、こうしたリスクは決して無視できません。住宅の間取りや構造、断熱性能は、まさに命に関わるテーマになってきているのです。
齊藤建設では、自然素材と高性能断熱を活かした「温度にやさしい木の家」づくりに力を入れています。また、内窓リフォームや断熱工事には各種補助金制度にも対応しており、多くのご家庭の安全・快適な暮らしを支援しています。
この機会に、ご自宅の温熱環境を見直してみませんか? 小さな対策が、大きな安心につながるはずです。
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