
最近は、テレビやSNSでもDIYが大人気ですよね。
ウッドデッキ、棚の取り付け、時には壁の解体や増築まで…
「自分の家を自分でカスタマイズしたい!」という気持ち、よくわかります。
でも、私たち建築のプロとしては「ちょっと待って!」と感じる場面も実際多いんです。
特に川越・坂戸・鶴ヶ島のような住宅密集地域では、
ちょっとしたDIYが近隣トラブルや法的な問題に発展することも…。
今回は、そんなDIYの「やっていいこと・ダメなこと」を、
建築基準法の変更点にも触れながら、わかりやすく解説します!
1. 増築は10㎡超えたら即アウト?
DIYで多いのが、ウッドデッキやサンルームの自作。
10㎡(約6畳)以下であれば建築確認申請は不要ですが、それを超えると「建築行為」とみなされ、申請が必要になります。
自宅の敷地内でも、違法建築になるリスクがあるので注意が必要です。
2. DIYで一番危険な「壁の解体」
テレビ番組でよく見る「ハンマーで壁をぶち抜く」シーン。
あれ、真似すると本当に危ないです。特に石膏ボードの裏に構造材(筋交いなど)がある場合、それを壊すと耐震性に大きな影響が出ます。
3. 筋交いや構造体を壊すとどうなるか
筋交いとは、柱と柱の間に斜めに入っている構造材のこと。これを外すと、地震の際に建物が崩壊するリスクも。
DIYで目に見えない部分まで手を出すのは、慎重になりましょう。
4. 水道管は素人がいじっちゃダメな理由
意外と多いのが「庭に手洗い場を作る」「水道を分岐する」といったDIY。
水道の管径や水圧設計が守られていないと、水が出ない・詰まる・漏れるといった問題が起きます。
特にタンクレストイレなどでは致命的なトラブルに…。

5. 電気工事は法律的にもNG
電気工事は「電気工事士」の資格が必要です。感電や火災の原因にもなるため、絶対に自己判断でやってはいけません。
6. DIYでの床・壁の“あるある失敗”
・床のフロアタイルを直接貼って凹凸だらけ
・壁にクロスを貼ったらのりが膨らんで浮いた
・仕上げのクロスがすぐ剥がれた
下地処理を怠ると、見た目はもちろん、後のリフォーム費用も割高になることがあります。
7. ビスや棚の固定ミスによる事故例
石膏ボードに直接ビス止めして棚が落下。これもよくある話です。
しっかり下地(木材)に固定する知識がないまま設置すると、最悪の場合ケガにもつながります。
8. 2025年の建築基準法改正とは?
2025年以降、建築基準法は安全性・耐震性にさらに厳しくなります。
今まで以上に「構造」「光」「換気」などのルールが細かくなり、知らずにDIYしていると違反建築になってしまう可能性が高まります。
9. リフォームで発見される“無許可DIY”
私たちの現場でも、「あれ?この部分、誰がやったんですか?」と聞くと
「前の住人がDIYで…」というケースがあります。
結果、解体に余計な費用がかかる・補強が必要になるなど、手直しにお金がかかることも。
10. DIYを安全に楽しむための工夫と心得
DIYは悪いことではありません。むしろ**「家を自分で育てる」楽しさ**は格別です。
ただし、以下の点には気を付けましょう:
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✅ 構造に関わる部分はプロに相談
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✅ 水道・電気は必ず専門業者に依頼
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✅ 棚・収納など「追加」工事を楽しむ
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✅ ホームセンターのDIY教室を活用
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✅ 気になるときは市役所で確認を

🏁DIYは“攻めすぎず、安全に”楽しむべし!
DIYで家づくりに関わるのは、本当に楽しいことです。
愛着も湧きますし、何より「自分でやった」という達成感は何物にも代えがたいですよね。
ですが、構造や法律に関わる部分にまで踏み込んでしまうと、
・知らぬ間に違法建築になっていた
・地震に弱くなってしまった
・水漏れや火災の危険が高まった
など、大きな問題につながることがあります。
特に2025年の法改正をきっかけに、これまで「グレーゾーン」だった部分が明確にNGになるケースも出てきました。
DIYをやるなら、「作って楽しい・壊しても困らない部分」にとどめておくのが、家族の安全を守るDIYの基本。
作るなら「安全第一」
壊すなら「相談してから」
これを合言葉に、楽しいDIYライフを送ってくださいね!
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今回ご紹介した省エネ設計の住宅は、齊藤建設で建てることができます。
埼玉県鶴ヶ島市を中心に、南は朝霞市、北は深谷市まで広く活動していますので、
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それでは、また次回のコラムでお会いしましょう!