【リバースモーゲージの光と影】 制度の仕組みと、後悔しないための家族との話し合い

最近、「自宅を手放さずにお金が借りられる」ということで、
リバースモーゲージがまた注目を集めています。

特に川越・坂戸・鶴ヶ島など、
持ち家を維持しながら老後の資金を考える方が多い地域では、
「なんだか便利そう」と感じる方も増えています。

でも実はこの制度、思わぬ落とし穴や誤解されやすい点もあるんです。

今回は、リバースモーゲージの仕組みとメリット・注意点について、
家づくりと暮らしのプロの目線から、わかりやすく解説します!

 


  1. リバースモーゲージとは何か?

  2. 利用するメリットは?

  3. 実際に借りられる金額の現実

  4. 不動産の「価値」がカギ

  5. 利用条件と“出ていく”リスク

  6. 相続人がいる場合は要注意

  7. 夫婦の片方が亡くなった後どうなる?

  8. 実際に多い相談と断られる現実

  9. 向いている人・向いていない人

  10. 家族と話し合って決めることの大切さ


1. リバースモーゲージとは何か?

リバースモーゲージとは、自宅を担保に金融機関からお金を借り、そのまま住み続けられる仕組みのこと。
借入者が亡くなった後に、その自宅を売却して借入金を一括返済するという流れになります。


2. 利用するメリットは?

主に次のようなケースで注目されています:

  • 🛠 リフォーム資金がほしい

  • 💰 老後資金が足りない

  • 🏠 自宅を手放さずに現金化したい

利息の支払いは発生しますが、元本の返済は亡くなった後でOKという点が、年金世代にとって大きな魅力となっています。


3. 実際に借りられる金額の現実

ここが最大の注意点です。

✅ 借入金額 = 「不動産価値」ではない!

不動産価値が1,000万円だったとしても、借りられる金額はその50~60%程度が一般的。
つまり、「1,000万円の価値=1,000万円借りられる」と思っていると、大きなギャップにショックを受ける可能性があります。


4. 不動産の「価値」がカギ

建物の評価はほぼゼロ。土地の評価が中心になります。
特に地方では土地価格が低いため、思っていたよりも遥かに少ない金額しか借りられないことも…。

例:郊外の土地評価800万円 → 借入可能額は400万円前後


5. 利用条件と“出ていく”リスク

契約者が亡くなると、自宅は銀行などの金融機関のものになります。
つまり、配偶者や家族が住み続けることはできません。

🧓「自分が死んだら、この家に子どもが住んでくれればいい」
→ リバースモーゲージではそれができなくなります!


6. 相続人がいる場合は要注意

この制度の最大の落とし穴は、相続人とのトラブルリスクです。

  • 離婚して実家に戻ってきた子どもが住めなくなる

  • 将来的に子どもが戻る予定だったのに家がなくなる

  • 相続をめぐって兄弟間で揉める

これらはすべて現実に起こっていることです。


7. 夫婦の片方が亡くなった後どうなる?

契約者が夫で、その夫が亡くなると、妻もその家を出ていかなければならないというケースもあります。

🧓👵「お父さんの名義だった家で、80代の母が住めなくなった」
というような、とても深刻な事態になることも…。


8. 実際に多い相談と断られる現実

実は斎藤建設にも「リバースモーゲージってどうなんですか?」という相談はよく寄せられます。

ですが…

❌ 相談のほとんどが「条件に合わず使えない」
❌ そもそも借入可能額が希望に届かない

というように、制度の内容と実際のギャップが大きいのが現実です。


9. 向いている人・向いていない人

✅ 向いている人

  • 相続する人がいない

  • 自宅を手放す覚悟がある

  • 自分の代で家を終わらせたいと考えている

❌ 向いていない人

  • 子どもや孫が住む可能性がある

  • 家族との話し合いが不十分

  • 家を資産として残したいと考えている


10. 家族と話し合って決めることの大切さ

リバースモーゲージはお金の問題ではなく、人生設計の問題です。

「今、快適に暮らしたい」という気持ちもわかりますが、
その選択が将来の家族にどう影響するかを、しっかり家族と共有することが何より大切です。


🏁リバースモーゲージは“使い方次第”

「老後の資金が不安」
「家を資産として活かしたい」
そういった気持ちからリバースモーゲージに注目するのは自然なことです。

ですが、

  • 相続トラブルのリスク

  • 思ったより借りられない現実

  • 残された配偶者や家族の住まい問題

…など、多くの“見えにくいリスク”が潜んでいます。

一方で、相続人がいない・家を残す必要がないという方にとっては、
リバースモーゲージは賢い選択肢のひとつでもあります。

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今回ご紹介した省エネ設計の住宅は、齊藤建設で建てることができます。

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それでは、また次回のコラムでお会いしましょう!

 

ZEHビルダー

齊藤建設は ZEHの普及に努めています!

ZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)の略。

ネットゼロエネルギー住宅とは、建物の断熱化+機器の高効率化により、使用エネルギーを削減し、さらに、太陽光発電などの創エネルギーを用いることで、エネルギー収支がゼロになる住宅のこと。

齊藤建設の ZEH普及実績と今後の目標

【新築】
2025年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は50%
2024年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は75%
2023年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は51%
2022年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は50%
2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は34%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は25%


【既存改修】
2025年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は50%
2024年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%
2023年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%
2022年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%
2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%

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