
ここ数年、台風や大雨による水害が全国的に増えています。
そしてここ川越市・坂戸市・鶴ヶ島市でも、
「床下浸水や床上浸水」の被害が他人事ではなくなってきました。
私たち家づくりの現場でも、水害への備えはもはや必須のテーマです。
今回は、
✅ 水害に遭うと家はどうなるのか?
✅ 安心できる土地選びのポイントは?
✅ 万が一に備えて、どう建てればいいのか?
といった内容を、実体験ベースでわかりやすくお伝えします。
1. 洪水・浸水被害の現実とは
毎年のようにニュースで見る洪水・浸水。
「うちは大丈夫だろう」と思っていても、局地的豪雨や排水設備の限界によって、誰でも被害に遭う可能性があります。

2. 家が“浮く”!? 断熱住宅ならではの現象
高気密・高断熱の住宅ほど、水が中に入ってこない=浮力がついて家が浮くという事例も報告されています。
2メートル以上の浸水が起きると、家全体が“プカッ”と浮き上がるケースもあるそうです。
3. 下水・汚水が逆流!家の中にヘドロが…
浸水被害というと「泥水が入る」イメージですが、実際は下水や汚物混じりの水が逆流してくるケースが多いです。
便所から流れたものが逆流して床上に溢れることもあります。
🧼 清掃・消毒・乾燥・脱臭など、想像を超える作業量と精神的ダメージが発生します。
4. 水害後のリフォームは“ほぼリノベ”
床が水に浸かれば、フローリングはもちろん、
断熱材・壁・電気配線・床暖房まですべて一度撤去しないと再利用できません。
✅ グラスウール → 水を含むと再使用不可
✅ 床暖房 → ショート・腐食で再起不能
5. 修理費用は○○○万円!? 実際のコスト感
「少し床に水が入っただけでしょ?」と思っていても、実際には修理に1,000万円近くかかることもあります。
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フローリング撤去・新設
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断熱材交換
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壁の張替え
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床暖房・電気系統全交換
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消毒・脱臭処理
…こうした作業が発生すると、完全にリノベーションレベルになります。
6. 土地選びは「浸水ナビ」と「ハザードマップ」で!
土地購入前にはハザードマップは必ず確認しましょう。
また、国交省の「重ねるハザードマップ」「浸水ナビ」を使えば、
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洪水時の水深
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何分後に水が来るか
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逃げる方向
…など、より詳細な情報が得られます。
7. 崖地・指定区域の注意点と盲点
土砂災害警戒区域など、法律で指定されているエリアも要注意ですが、
実は指定外のエリアでも崖崩れや地滑りが起きている事例もあります。
✅ 法律で守られているから安心、ではない。
✅ 周辺の地形・水の流れ・風向きもチェック!
8. 安さだけで土地を選ぶリスク
浸水リスクのある土地は価格が安く設定されていることが多いです。
でも、「安く買えたからラッキー」と思っていても、被害に遭えば数百万円単位の出費が待っています。
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✅ 安さだけで選ばない
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✅ 長期的なメンテナンス・保険・修繕コストも考慮する
9. 保険の重要性と見直しポイント
火災保険の補償範囲に水災・風災・雪災が含まれているか、
見直しておくことも大切です。
❌「安い保険」に飛びつくと、いざという時に補償されないことも。
また、水災に強い地域では保険料が年々上がってきています。
地球環境の変化に合わせて、保険の見直しも必須です。
10. これからの家づくりに必要な“前提の変化”
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✅ 基礎を高く設計する
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✅ 敷地内の排水設計を見直す
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✅ 水に強い素材を使う
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✅ あえて一部“諦める”構造(被害を限定する)
もはやこれは「心配しすぎ」ではなく、現実的な備えです。
🏁土地選びも家づくりも、“水害”を前提に。
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✅ 水害に遭うと家が浮く、下水が溢れる、リフォームに1,000万円かかる
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✅ ハザードマップと浸水ナビで事前チェック
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✅ 安さだけで土地を選ばない
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✅ 建てるなら水害を“前提”にした家づくりを
水害は、発生してからでは遅いのです。
土地選び・設計・素材・保険すべてを**“水害に強いか”という視点で考える**。
これが、これからの家づくりに必要な視点です。
斎藤建設では、土地選びの段階から災害リスクまで含めたご提案をしております。
どうか一人でも多くの方が、後悔のない選択をしていただけるよう、これからも情報発信を続けてまいります。
【お知らせ】
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今回ご紹介した省エネ設計の住宅は、齊藤建設で建てることができます。
埼玉県鶴ヶ島市を中心に、南は朝霞市、北は深谷市まで広く活動していますので、
省エネ住宅に関するご相談がございましたらお気軽に株式会社齊藤建設までお問い合わせください。
それでは、また次回のコラムでお会いしましょう!