【構造見学会の本当の価値】 “欠陥住宅”にならないために、今こそ現場を見る目を養おう

最近では、「性能見学会」「構造見学会」「現場見学会」など、
完成前の家を見られるイベントを行う住宅会社が増えてきました。

でも実際に参加されたお客様からは、こんな声も。

まだ完成してない家を見て、何がわかるの?
大工さんの作業中を見学しても大丈夫なの?

──いいんです。むしろ、今しか見られないからこそ意味がある。
完成後には見えなくなってしまう“家の中身”こそが、住まいの性能と安心を左右するポイントなんです。

今回は、川越・坂戸・鶴ヶ島エリアの現場経験をもとに
構造見学会の本当の目的」と「見ておくべき10のチェックポイント」を、
現場目線でわかりやすくご紹介します!


  1. 構造見学会とは?完成前だからこそ分かること

  2. “欠陥住宅”とは何か?隠れた品質差

  3. 見るべきポイント①:現場の“整理整頓”が信頼の証

  4. 見るべきポイント②:柱・梁・釘打ちの精度

  5. 見るべきポイント③:断熱材の施工精度と選び方

  6. 見るべきポイント④:気密処理の細部(節穴・コンセント周り)

  7. 見るべきポイント⑤:換気ダクトの取り回しと清掃性

  8. 見るべきポイント⑥:施工中に相談できる“柔軟性”

  9. 構造見学会で聞いておくべき質問リスト

  10. 見学会がない会社は本当に大丈夫?


1. 構造見学会とは?完成前だからこそ分かること

家づくりでいちばん大事なのは、実は「完成してから見えなくなる部分」です。
壁の中の断熱材の貼り方、柱の精度、気密処理――これらはクロスを貼ってしまえば二度と見えません。

構造見学会は、そんな“隠れてしまう部分の品質”を確認できる唯一のチャンスです。


2. “欠陥住宅”とは何か?隠れた品質差

「欠陥住宅」とは、配線や配管、断熱・気密といった“住宅の内臓”がずさんな家のこと。

例えば:

  • 柱の節(ふし)穴が貫通していて、外気が漏れる

  • 配線の隙間に気密処理がされていない

  • 断熱材の端部に隙間がある

  • 換気ダクトが絡み合って掃除できない

こういった“見えない手抜き”が、後々の快適性・光熱費・メンテコストに大きく影響してきます。


3. 見るべきポイント①:現場の“整理整頓”が信頼の証

現場が汚いと、作業の効率が落ち、事故のリスクも高くなります。
逆に、資材が整理され、ゴミが分別されている現場は、職人さんの意識の高さを感じます。

☑ ゴミ箱があるか
☑ 通路が確保されているか
☑ 脚立などが安定しているか


4. 見るべきポイント②:柱・梁・釘打ちの精度

施工途中なら、柱の組み方・金物の使い方・釘のピッチなどが一目でわかります。
金物の取付ミス余ったビスが落ちているような現場は要注意です。

また、柱に記された「イロハニ…」の番付も、精密な墨出しと組み立ての証です。


5. 見るべきポイント③:断熱材の施工精度と選び方

吹付断熱 vs パネル系断熱(例:スーパーウォール)にはそれぞれ特性があります。

スーパーウォール工法では、

  • 断熱と構造材が一体化

  • 工場製造で品質が安定

  • 単独気泡で長期性能が持続

現場発泡の吹付断熱は、湿度や温度で品質が左右されることもあり、ばらつきが課題です。


6. 見るべきポイント④:気密処理の細部(節穴・コンセント周り)

節穴・配線・コンセントまわりの細かな気密処理は、気密性能を大きく左右します。
C値(隙間相当面積)0.1という驚異的な数字は、こうした“見えない努力”の積み重ねによって生まれています。

🔧 気密の差は、快適さ・エアコンの効き・結露の発生率に直結!


7. 見るべきポイント⑤:換気ダクトの取り回しと清掃性

第1種換気(全熱交換型)は、空気の入口・出口を完全に制御します。

・花粉の季節でも窓を開けなくて済む
・土埃やPM2.5の侵入も大幅カット
・フィルター掃除だけで換気が完了(2〜3ヶ月に1度)

ダクトがきちんと固定されているか?メンテナンスできる位置にあるか?も要チェックです。


8. 見るべきポイント⑥:施工中に相談できる“柔軟性”

構造見学会で直接現場を見ることで、

  • 「ここにコンセント追加したい」

  • 「収納の扉は外してもいいか」

  • 「窓のサイズはちょうどいいか」

といったリアルな改善要望ができます。
斎藤建設では、現場の状態を見てから相談するスタイルを大切にしています。


9. 構造見学会で聞いておくべき質問リスト

✅ C値(気密測定の結果)は?
✅ 換気システムの種類と掃除の頻度は?
✅ 窓の断熱性能と結露対策は?
✅ 隙間風や騒音はどれくらい遮れる?
✅ 家全体の空調はエアコン何台でまかなえる?


10. 見学会がない会社は本当に大丈夫?

構造見学会をやっていない住宅会社もありますが、「なぜ見せないのか?」はぜひ確認すべきです。

完成後の見学会は“表面の美しさ”。
でも、構造見学会は“家の本質”が見える唯一のタイミングです。


✍️家づくりは“中身”を見る力を。

家づくりにおいて、「どんな間取り?」「どんなデザイン?」も大事です。
でもそれ以上に大切なのは、中身がきちんと作られているかどうかです。

  • 柱の精度、断熱の厚み、気密の隙間…

  • 節穴ひとつを見逃さず埋めているか?

  • 断熱材は適材適所で選ばれているか?

  • 換気は「デザイン」ではなく「命」に関わる部分

そういった「見えない部分」を、私たちは決して手を抜かず、1つ1つ確実に作り込んでいます。

構造見学会は、その“誠実な家づくり”を見ていただく絶好の機会です。
完成見学会だけではわからない「家の本当の価値」、ぜひ体感しにいらしてください。

【お知らせ】

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今回ご紹介した省エネ設計の住宅は、齊藤建設で建てることができます。

埼玉県鶴ヶ島市を中心に、南は朝霞市、北は深谷市まで広く活動していますので、

省エネ住宅に関するご相談がございましたらお気軽に株式会社齊藤建設までお問い合わせください。

 

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それでは、また次回のコラムでお会いしましょう!

 

ZEHビルダー

齊藤建設は ZEHの普及に努めています!

ZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)の略。

ネットゼロエネルギー住宅とは、建物の断熱化+機器の高効率化により、使用エネルギーを削減し、さらに、太陽光発電などの創エネルギーを用いることで、エネルギー収支がゼロになる住宅のこと。

齊藤建設の ZEH普及実績と今後の目標

【新築】
2025年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は50%
2024年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は75%
2023年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は51%
2022年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は50%
2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は34%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は25%


【既存改修】
2025年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は50%
2024年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%
2023年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%
2022年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%
2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%

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