【建設業界が危ない!?】埼玉県で家づくりを考えている方が今知っておくべきリアルな話

  1. いま建設業界で何が起きているのか

  2. 過去最多の倒産数、その背景

  3. 埼玉県内でも影響が広がる建設の現場

  4. 材料費の高騰と長期化する工期のダブルパンチ

  5. 契約金の支払いタイミングで見抜ける危険信号

  6. 「仮契約ビジネス」の落とし穴とは

  7. 信頼できる工務店の見分け方

  8. 現場の様子から見える会社の本気度

  9. お客様ができる自衛のポイント

  10. 地元で家を建てるなら“顔の見える関係”が大事


1. いま建設業界で何が起きているのか

2025年、猛暑が続く中、建設業界では静かに、しかし確実に危機が進行しています。
「住宅だけが残り、会社が倒産する」──そんなニュースを耳にされた方も多いのではないでしょうか。

全国的に建設業の倒産件数が過去最多を更新中。実は、これは埼玉県内でも他人事ではありません。
とくに川越市、鶴ヶ島市、坂戸市といった地域では、地元に密着した中小の工務店が数多くありますが、その分、経営の影響もダイレクトに出やすいのです。


2. 過去最多の倒産数、その背景

建設業界の倒産が増えている最大の要因は、

  • 人手不足(とくに有資格者)

  • 資材費の高騰

  • 利益構造の変化

です。技術者の高齢化や離職、そして世界的な物流問題による資材価格の上昇が重なり、工期も長引いています。
今までは半年で完成していた住宅が、1年近くかかることも珍しくありません


3. 埼玉県内でも影響が広がる建設の現場

たとえば、川越市で計画していた新築住宅が、契約してから着工までに1年近く待たされる…そんな事例が実際に発生しています。
また、坂戸市や鶴ヶ島市では、着工予定の土地が手つかずで放置されていたという相談も。

こうした遅延は、会社の資金繰りや人手不足が原因であるケースもあり、着工前に会社が倒産してしまった…なんてことも起きかねません。


4. 材料費の高騰と長期化する工期のダブルパンチ

例えば、契約当初3000万円の住宅があったとしても、半年後には資材費が数%上昇し、原価が数十万円~100万円単位で変わってくることもあります。
そうなると、当初見込んでいた利益がどんどん圧縮され、会社の経営は急速に苦しくなります。


5. 契約金の支払いタイミングで見抜ける危険信号

契約時に「7割の前払いをお願いします」というような話があれば、要注意。
一般的には、

  • 契約金:10~100万円程度(仮契約)

  • 着工時:1/3

  • 上棟時:1/3

  • 完成時:1/3

という配分が多く、これを大きく逸脱する場合は、資金繰りに問題があるかもしれません。


6. 「仮契約ビジネス」の落とし穴とは

仮契約の段階で300万円もの金額を請求されるケースも。
土地も決まっていない、間取りも未定なのに高額な契約金を求められるのは、「先に囲い込む」手法とも取れます。
キャンペーンや特典をちらつかせて急がせるような場合は、一度立ち止まる勇気が必要です。


7. 信頼できる工務店の見分け方

  • 契約金の説明が明確か

  • 現場見学を快く案内してくれるか

  • 過去の施工事例やお客様の声がオープンか

などを確認することで、経営が健全で誠実な会社かどうかを見極めることができます。


8. 現場の様子から見える会社の本気度

現場は工務店の“通信簿”です。
清掃が行き届いているか、資材がきちんと管理されているか、近隣対応が丁寧か──
こうした小さなところに、その会社の“本気度”が現れます。


9. お客様ができる自衛のポイント

  • 複数の工務店に相談する

  • 契約内容を慎重に確認する

  • 口コミや実績をチェックする

  • 第三者機関のサポートを活用する

安心・安全な家づくりのためには、「疑問に感じたらすぐに質問すること」も大切です。


10. 地元で家を建てるなら“顔の見える関係”が大事

埼玉県内、特に川越・鶴ヶ島・坂戸周辺には、地域密着で信頼と実績を重ねてきた工務店が数多くあります。
地元だからこそ、顔が見える関係、相談しやすい関係が築けます。
困ったときにすぐ駆けつけてくれる距離感。
それこそが、地域の工務店で家を建てる最大の安心ではないでしょうか。

2025年の今、建設業界は過去にない厳しい局面を迎えています。
とくに埼玉県内でも倒産や廃業が相次ぎ、これから家づくりを考える方にとっては、“会社選び”がこれまで以上に重要な要素となっています。

ただ、「業界が大変だから」と不安にばかりなる必要はありません。
私たちのような地域密着型の工務店では、お客様との信頼関係を何よりも大切にしています。

着工のタイミングや支払いスケジュールが明確であること。
現場の清掃が行き届いていること。
そして何より、お客様の質問に真正面から向き合ってくれる姿勢があること。

こういった当たり前のようでいて、今の時代にはとても貴重な要素こそが、安心できる家づくりには欠かせないのです。

これから家を建てようとしている皆さま。
もし「この会社、大丈夫かな?」と思う瞬間があれば、遠慮せずに現場を見学したり、担当者に相談してみてください。
その一歩が、後悔のない住まいづくりへの第一歩になると、私たちは信じています。

川越・鶴ヶ島・坂戸での家づくりをお考えの方は、ぜひ地元の信頼できる工務店にも目を向けてみてくださいね。

【お知らせ】

このような住宅の最新情報や、省エネ住宅の実例などを発信しています。
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今回ご紹介した省エネ設計の住宅は、齊藤建設で建てることができます。

埼玉県鶴ヶ島市を中心に、南は朝霞市、北は深谷市まで広く活動していますので、

省エネ住宅に関するご相談がございましたらお気軽に株式会社齊藤建設までお問い合わせください。

 

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それでは、また次回のコラムでお会いしましょう!

 

ZEHビルダー

齊藤建設は ZEHの普及に努めています!

ZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)の略。

ネットゼロエネルギー住宅とは、建物の断熱化+機器の高効率化により、使用エネルギーを削減し、さらに、太陽光発電などの創エネルギーを用いることで、エネルギー収支がゼロになる住宅のこと。

齊藤建設の ZEH普及実績と今後の目標

【新築】
2025年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は50%
2024年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は75%
2023年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は51%
2022年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は50%
2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は34%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は25%


【既存改修】
2025年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は50%
2024年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%
2023年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%
2022年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%
2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%

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