「見積もり無料」の裏側と、後悔しない注文住宅の進め方

  1. 注文住宅の「自由」の裏にあるリアル

  2. なぜ公務店は見積もりに時間がかかるのか?

  3. 日本の「見積もり無料」は本当に当たり前?

  4. 公務店が“困ってしまう”施主さんの共通点とは?

  5. 「言ったもん勝ち」では現場が混乱する理由

  6. 隠し予算の“善意”が、実は損につながることも

  7. ハウスメーカーとの違い:決まったセット vs 無限の選択肢

  8. いい家は“正直な会話”から生まれる

  9. 施主として心がけたい「お金と時間の伝え方」

  10. 一緒に作るからこそ、大切にしたいコミュニケーション


1. 注文住宅の「自由」の裏にあるリアル

「せっかく家を建てるなら、世界に一つだけの自分たちらしい家にしたい」
そんな想いを叶えてくれるのが、地域の公務店による注文住宅です。

しかしその反面、「何ができて何ができないのか分かりにくい」「どこからが追加費用になるの?」といった不安や誤解もつきもの。
今回は、実際の現場でよくある施主さんとのやりとりを通じて、良い家づくりのためのコミュニケーションのヒントをお届けします。


2. なぜ公務店は見積もりに時間がかかるのか?

ハウスメーカーのようにメニュー化されたオプションが揃っているわけではない公務店では、
一つ一つのご要望に対して、都度見積もりを取り、施工可否も確認し、提案内容を整える必要があります。

  • キッチンAがご希望 → 図面と収まりをチェック

  • 他のメーカーも比較 → 複数社見積もりを取得

  • それに合わせて職人の段取り調整

…こうした作業を無料で行うのが日本の慣習ですが、実はかなりの手間と時間を要しています。


3. 日本の「見積もり無料」は本当に当たり前?

施主さんからすると、「見積もりってタダでしょ?」というのが当たり前になっていますが、
実際は【1回の見積もり作成で数時間〜十数時間】の作業が発生することも。

たとえば他業種では…

  • 弁護士相談 → 30分5000円〜

  • コンサルティング → 初回でも有料

  • 美容室のカウンセリング → 時間内料金に含まれる

…にも関わらず、建築業界では「無料=当然」とされているのが現状。
でも、本当にそれでいいのでしょうか?


4. 公務店が“困ってしまう”施主さんの共通点とは?

もちろんお客様第一で考えるのが公務店ですが、以下のようなケースでは現場が混乱してしまうことがあります。

  • 見積もりを出した後に「やっぱり他のメーカーも調べて」

  • 計画段階で「予算は〇〇万円で絶対」と言っていたのに、次々とアップグレード

  • 完成間近になって「やっぱり収納増やしたい」などの大幅な変更

施主様の思いに応えたいからこそ、無理をしてしまうのが公務店。
でもその結果、設計や工期、最終的な仕上がりに無理が出てしまうこともあるのです。


5. 「言ったもん勝ち」では現場が混乱する理由

現場の進行には、「ここまでにキッチン決定」「○月○日までに外壁確定」など、細かいスケジュールが存在します。
その中で何度も変更が入ると、

  • 大工さんの段取りがズレる

  • 仕入れ予定が狂う

  • 工期が延び、コストも上がる

…という悪循環に。
「まだ間に合うから大丈夫」は実は現場にとっては“ギリギリライン”なのです。


6. 隠し予算の“善意”が、実は損につながることも

「実は予算に少し余裕があるけど、最初は伝えず様子を見よう」
という施主さんもいらっしゃいます。

気持ちは分かりますが、これは逆効果になることも。
本来もっと素敵な提案ができたのに、「この予算じゃ無理だろうな」と判断されてチャンスを逃すこともあるのです。


7. ハウスメーカーとの違い:決まったセット vs 無限の選択肢

  • ハウスメーカー: パッケージ商品で「価格が分かりやすい」

  • 公務店: ゼロから設計するから「自由だけど手間もかかる」

公務店では、例えるなら「朝食のセットメニュー」ではなく、素材から選んでオリジナルの朝食を作るような家づくり。
でもその分、「トーストはいらないから卵だけ」みたいな細かい調整も可能なのが魅力です。


8. いい家は“正直な会話”から生まれる

いい家をつくる上で、最も大事なのは“最初の段階から正直な会話”ができるかどうか。

  • 本当の予算

  • こだわりたい部分

  • 優先順位の低い部分

これらをしっかり共有してもらえると、コストも時間も最適化できますし、現場もスムーズに動けます。


9. 施主として心がけたい「お金と時間の伝え方」

施主側からできるポイントをまとめると…

  • ✅ 初回打ち合わせで正直に「総予算」「本当に重要な箇所」を共有する

  • ✅ カタログやSNSで事前にイメージを伝えておく

  • ✅ 見積もりをお願いしたら、なるべく早く返事を返す

  • ✅ 検討中でも「今後こういう要望が出るかも」と早めに相談しておく


]10. 一緒に作るからこそ、大切にしたいコミュニケーション

注文住宅は、お客様と公務店がチームとなって一緒に作るプロジェクトです。
だからこそ、

  • 要望は早めに

  • 予算は正直に

  • 変更は慎重に

…という「信頼関係と協力」がとても大切になります。

特に私たちのような地域密着の工務店では、目の前のお客様の笑顔のために、1つ1つ丁寧に向き合っています。
見積もりが無料なのも、それは「本気で一緒に考えたいから」。

ですが、その背景には時間と労力、そして技術への責任があることを、少しでも知っていただけたらうれしいです。

【お知らせ】

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今回ご紹介した省エネ設計の住宅は、齊藤建設で建てることができます。

埼玉県鶴ヶ島市を中心に、南は朝霞市、北は深谷市まで広く活動していますので、

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それでは、また次回のコラムでお会いしましょう!

 

ZEHビルダー

齊藤建設は ZEHの普及に努めています!

ZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)の略。

ネットゼロエネルギー住宅とは、建物の断熱化+機器の高効率化により、使用エネルギーを削減し、さらに、太陽光発電などの創エネルギーを用いることで、エネルギー収支がゼロになる住宅のこと。

齊藤建設の ZEH普及実績と今後の目標

【新築】
2025年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は50%
2024年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は75%
2023年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は51%
2022年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は50%
2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は34%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は25%


【既存改修】
2025年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH目標値は50%
2024年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%
2023年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%
2022年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%
2021年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%
2020年度 戸建住宅の総建築数に対するZEH実績値は0%

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